胃カメラ検査とは?経口と経鼻の違いや検査で分かること
胃の不調が続くときや、健康診断で指摘を受けたときに検討されるのが胃カメラ検査です。正式には上部消化管内視鏡検査と呼ばれ、食道から胃、十二指腸までを直接観察します。どのような検査なのかを知っておくと、受診前の不安を減らす助けになるでしょう。
胃カメラ検査で観察できる範囲
胃カメラ検査では、口または鼻から細いスコープを挿入し、食道、胃、十二指腸の粘膜を映像で確認します。炎症やポリープ、潰瘍などの病変の有無を観察でき、必要に応じて組織を採取して詳しく調べる対応もとられます。画像だけでは判断が難しい粘膜の変化を、その場で確かめられる点が特徴といえます。
経口内視鏡と経鼻内視鏡の違い
経口内視鏡は口からスコープを入れる方法で、太さのあるスコープを使えるため、観察や処置の幅が広いとされています。経鼻内視鏡は鼻から細径のスコープを挿入する方法で、舌の付け根に触れにくく、嘔吐反射が起こりにくいと説明されています。どちらが適しているかは、鼻の状態や目的によって変わります。
検査前後に気をつけたいこと
胃を空にした状態で行う検査のため、前日の夕食時間や当日の絶食について、事前に指示が出されます。服用中の薬がある場合は、中止の要否を確認しておくと安心です。組織を採取した後は、食事や飲酒を再開する時期に注意が必要となることもあり、当日の予定はゆとりをもって組んでおきましょう。
胃カメラ検査を検討するときのポイント
胃カメラ検査は、症状の原因を調べるだけでなく、自覚症状が出にくい段階の変化を見つける手がかりにもなります。検査の方法や鎮静剤の使用を選択できる場合もあるため、気になる点は事前に医師へ相談しましょう。体質や既往歴を踏まえ、無理なく受けられる方法を検討していくことが大切です。